個室に置いてあるテレビ、冬になり不具合が頻発するので流石に直そうと決意。今使っている
ALF-3207DBは安物テレビの部類に入る。これの
ジャンク品を去年見つけて購入したが、軽く分解して特に問題なさそうだったのでそのまま使ってきた。しかし見た目で問題無いだけで、基板は弱っていたようだ
背面カバーを外すとすぐ中身が出てくる構造なので作業は楽。クリーム色の基盤が電源部、その下に隠れてるのがメインボード。左にチョロッと見えてるのはインバータ
シールドをはがすと溢れる中華クオリティ。ケーブルがゴチャゴチャ行き交ってる大雑把さは親近感を持たせる
念のためコントロール基板も見ておこうと上に乗ってたものを取り払う。型番はLC320WUN-SAA1
LC320WUN CONTROL PCB。例によってコイル鳴きも封印
インバータ
内臓スピーカー
一通り見たので本題のメインボードを取り外す。使われてるコンデンサには
TAICONとプリントされているので台湾製らしい。妊娠・破裂してるものは見当たらない、そういう時は全部取り替える。
チャチャッとコンデンサを外す。外すのは楽です・・・付け直すとき穴にハンダが入ってるので面倒臭いです。はんだ吸引器とか持ってないんでハンダ溶かしながら差し込むという荒業を使います
用意した換えのコンデンサ。
東信工業 低ESR電解コンデンサ 105℃ 25V 100uF / 35V 470uF交換後のボード。470uFは穴と足がピッタリでしたが100uFは穴が広いので足を曲げてあります。裏面の写真が無いのは撮り忘れただけでクッソ汚いハンダを見せたくないわけじゃありません
試運転での映りは良好、この後不具合は起こってません。それと後から気づいた事ですが、画面にうっすら出てた数本のムラも消えてます。液晶側の劣化かなーと思ってましたがどうやら違ったようで
作業時間はだいたい二時間ぐらいでした
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